【レポート】第44回「ビジネスクリエーション」~マーケティング新時代のサービス創造~

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新年最初の講座は2017年アジアマーケティング研究者トップ100にランクインし、早稲田ブルー・オーシャン戦略研究所所長も務められている川上智子教授にご登壇いただき、新時代のマーケティングについて実例やワークを交えて学びました。

今回の事前課題は個々人の“あの時こうだったらよかったのに”“こんなものがあったら助かったのに”という思いをビジネスプランとして商品検討・販売促進・流通の仕方まで検討する、というもの。1月講座をより学びのあるものにするために①12/19に推薦図書を皆で協力しながら読み深めるABD読書会(アクティブ・ブック・ダイアローグ)&事前課題のビジネスプラン勉強会の実施 ②オンライン上でのビジネスプランの事前公開・意見交換を実施しました。どちらも自分一人で読むだけ・考えるだけでは得られなかった多様な視点から検討することができ、改めてコミュニケーションの大切さを感じることができました。

 

さて講座当日、講義の始まりは大変気さくな語り口でのご自身の紹介から。実は一度子育てのために離職をされた後に一念発起されてのマーケティング研究道だったことや女性の少ない学術界で切り開かれてきた道筋、世の常識に縛られないご家族との協力体制や子供の教育等、私達ガチママの大先輩としての興味深いお話に最初から皆身を乗り出して聞き入ってしまいました。

 

講義は進み、タイトルにもある「新時代」のマーケティング、何がこれまでと違うのかというと

・広告効果モデルがオンライン活動の増大により変わってきたこと

・企業と消費者とのやりとりにおいてデジタル技術の浸透により逆説的にオフラインの重要性が高まっていること

等の変化が起きてきているとのこと。特に従来の一方的なTV広告や宣伝を信じない消費者の増大により、今まで以上に「どう人の心を動かすのか」が重要になってきているという発言にマーケティングの難しさと面白さを感じました。

 

次に、上記のマーケティングの変化を捉えたビジネスの事例として、川上先生がビジネススクールの学生達と立ち上げている新感覚クラシックコンサート「クラシカエール」と近年オンラインとオフラインをうまく融合させ成功した「おにぎりアクション」の二例をご説明頂きました。多くの工夫と行動が必要ではあるが、「それまでにないものを」そして「社会を良くするものを」作り出すことで人の心を動かし大きなうねりにすることができる。とすると、多くの困難にぶつかる私達ワーママだからこそ素晴らしいビジネスを生み出す種を持っているのか!と先例を聞いてワクワクしつつ、自身の考えてきたビジネスプラン書を改めて握りしめ、さてグループワーク開始です。

グループワークでは、それぞれのプランを共有しあい共感や意見を出し合った上で会場の代表者による発表を行いました。ママならではの育児、教育、家事や生涯学習まで目の付け所が流石、な多様なビジネスプランの数々に、ぷちガチ!としてこのアイデアを売れるんじゃない!?と盛り上がる一場面も。

 

「ビジネスプランが成功するためにはアイデアは2割。実際に人に会い巻き込み広げていく実践が重要」「学生にも机上ではなく行動することの大切さを伝えている」「10年かけてクラシカエールで人々の暮らしを良くしていきたい」等、学者としてだけではなく実践家としてパワフルに行動されている川上先生に、これからどんな大きな困難にぶつかったとしても小さな突破口を見つけ行動することで乗り越えていくことができる、とエールをもいただくことができた2時間でした。

 

次回は2月講座(2/12開催)の「実学としてのマーケティング」~多面的に物事をとらえビジネスの現場で活かす~ です、お楽しみに!

 

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