【レポート】名古屋限定講座「経済学」~現代(いま)の経済を正しく理解し、経済活動を考えるヒントを見つける~

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【レポート】【名古屋大学経済学研究科共催】ぷちでガチ!育休MBA講座<名古屋限定>
「経済学」~現代(いま)の経済を正しく理解し、経済活動を考えるヒントを見つける~

 2019年度初めての名古屋会場の講座は、名古屋大学名誉教授であり、現在名古屋女子大学家政経済学科の教授としてご指導されている金井雄一先生による「経済学」がテーマでした。忙しい毎日に追われる中で、ついつい個人の損得勘定で経済を捉えてしまいがちな私たちですが、お金のしくみを正しく理解する事により世の中で起こっている社会問題ついて考える新たな視点を持つことをゴールとしました。

 講座の前半では、まず金融の基本である信用創造について理解を深めるため、そもそも、「日銀は経済を向上させるためにお金の量を増やしたり減らしたりできるのか」という、学生時代の授業で当たり前にしてきた概念に反する“常識”を新たにしました。そして、現代の日本経済の大きな政策であるアベノミクスの第1の矢、金融緩和について実現は可能なのか、について考える機会となりました。

 その後、1つ目のグループワークへ。事前課題の「アベノミクスの第1の矢、に関して自身はどのような点が賛成/反対か」について意見交換を行いました。各々現在の政策を一通り調べてきたものの、前半講義の目からウロコの内容に、事前の意見とは違った新たな視点を持って議論することができました。単に賛成/反対、ではなく、ではどういったものがあれば経済が向上するのか、自分だったらこうしたい、などの意見が多く聞かれました。



    
講座の後半では、外国為替に焦点を当てて、世界で取引されている外貨の実需・非実需の実態を学びました。仕事では貿易などの海外取引、プライベートでは海外旅行や保険や株などで身近な「外為」が、年間需要全体でみるとほんの数日分にしか換算されないなんて!!と驚きの連続でした。
 また、金井先生が実際にロンドンの「金融街“シティ”」に足を運んだ際の写真などをもとにエピソードを紹介してくださったり、現在世界一の取引額の規模を誇るロンドン(ニューヨークの2倍)がEU離脱の可能性で今後どのように市場に影響を与えるか、などの議論が進みました。

 その後の質疑応答、ランチトークでも講義前半の“日本の金融政策の真実”を知った上での、今後の経済の方向性や私たちの日常への影響など意見を交換し盛り上がりました。

 今回の講義を通して、現在の日本の金融政策の本質を改めて理解し、本当に価値ある金融政策とはなにか、そしてどのように私たちは選択して生活をしていくべきかを考える機会となりました。これから始まる増税、加速する電子マネーや仮想通貨、外貨とさらに接点の増えるオリンピック・・・さまざまなニュースに金融・経済の側面の興味を持ちながら接することができそうです。

次回は、8月9月の2ヶ月連続講座「交渉学」〜実践!Win‐Win関係の構築へ〜です。どうぞお楽しみに!

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